東京の森林の植物
森林を、木の種類でグループに分けてみます。
気候や山の高さによって、ちがう種類の植物が生えて、特ちょうある景色がつくられています。
森林を、木の種類でグループに分けてみます。
気候や山の高さによって、ちがう種類の植物が生えて、特ちょうある景色がつくられています。
成長が早くまっすぐのびるので、木材に向いています。多摩地域には、たくさん針葉樹林があります。
雲取山(くもとりやま)のあたりは2000mと標高が高く、
コメツガなどの寒さに強い木が生えています。
人工林が多い多摩地域にも、広葉樹の森林があり、
秋には美しい紅葉(こうよう)が見られます。
クヌギやコナラは、昔、薪(まき)などをとるために、人の手でたくさん植えられました。手入れをして育て、落ち葉は肥料(ひりょう)に使いました。
最近は、いろいろな生き物が生息(せいそく)する場所として見直されています。公園にして手入れをしている場所もあります。
三宅島・大路池(たいろいけ)のまわりには、モコモコとしたスダジイの森が広がっています。
スダジイは巨木になりやすい木です。となりの御蔵島にも巨木がたくさん生えています。
母島・石門山付近の森林
小笠原諸島は、沖縄(おきなわ)と同じで、夏と冬の気温が近い、一年中あたたかい気候です。ここにしかいない動物や植物が生息しています。
持ち主や、使い方のちがいでも、森林を分けることが出来ます。
みんながながめたり歩いたりしている森林には、必ず持ち主がいます。
国が管理する森林のこと
都道府県や市町村が管理する「公有林」と、個人(こじん)や企業(きぎょう)が管理する「私有林(しゆうりん)」のこと